2歳老化。

2002年5月19日
昨日の話を・・・。

昨日はよく涙を流す子を見た。
まず1人目。
中学の頃の後輩が高校に入ってきて、
陸上部に入り、同じ種目にでて、
2種目とも後輩に抜かれた子。

試合が終わって、なんとなく察知して、泣かせた。
気持ちがわかる。
私も現役のとき、後輩に抜かれまいとかなりふんばった。
多分負けたことはない(はず)。
でも、負けたら昨日の後輩のように泣いていただろう。

高校での陸上は中学の陸上に比べ、
指導してくれる先生がいないので、ほとんど自分任せだ。
あと、女の子の生理的なバランスにより、
この年代は太ったり痩せたりしてしまう。
年齢的なものだから仕方がないのだけれど・・・。
さらにうちの学校は勉強がきつかったから、
何かと大変だ。
実際、その子も理系の特クラだった。

でも、まだ2年生。先がある!
1年後にまた花が開けばいいなぁと。
1年後にまたその子のために試合を観に行きそうだ・・・。

2人目。
1コ下の後輩。
私と同じく陸上バカの男の子である。
3年生の男の子の5000Mの試合。
その子は中学の時卓球部で、
そこまで走れるって感じではなかった。
背が高く、すっごくおとなしい子だった。
しかも、理数コースの後輩でもあったので、
常に自分の高3の頃の忙しさと重ねてしまう。

彼は、3年間ほんとによくがんばった。
ほんとにほんとに弱音を吐くこともなくひたすらに走った。
その日は彼の走る姿をみるために行ったと言ってもいいだろう。

結果は組で最下位。
規定のタイムを超えていたので、タイムはなしだったが、
5000Mをしっかり走りきった。
最後のみんなの応援に応えようと思ったのだろう。

「5000M走りきったよ。あいつが」
と言って、隣にいた陸上バカの男の子が泣き出した。
よって、もちろん私も泣いた。
いろいろ思い出しちゃって。
まさに感動の走りだった。

最後4人。
1、2、3年生の短距離のマネ。
マイル(リレー)が準決で敗退。
三人は泣き崩れていたが、一人、我慢して仕事をしている。
これが、一番きつい。
泣くのを我慢するのはよけいにきつい。
「あんま、我慢するな。泣きたいなら泣け」
と言って、また泣かせた。
でも、今日で引退じゃない。
明日までしっかり仕事をして、みんなを盛り上げるように
4人に言い聞かせた。

私もマネ時代はよく泣いていた。
でも、ほとんど感動したときとかうれしいときだった。
唯一、悔し泣きをしたのは
写真判定で、県大会出場を逃した先輩を見たときと、
駅伝で、目の前までたすきを持っている走者が来ているのに、
繰り上げスタートになってしまい、たすきが途絶えた瞬間。

でも、よく考えてみると、
陸上バカの男の子以外は
みんな私の卒業した後に入部してきた子で・・・(?)

まぁいっか。
いい気分転換になりました。
またしっかり勉強します。

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